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寝る姿勢を良くして肩こり解消

寝る姿勢は枕が重要

 寝ているときは、体も心も一番リラックスしている時間であるはずです。自分の体の重さを全て、寝具に委ねている状態が「寝る」だとすれば、寝ている間の体の形(姿勢)は、寝具によって決まります。

 また、本来はリラックスしているはずの睡眠時間でも、寝具によって体をあまり好ましくない姿勢にさせられると、筋肉が常にストレッチされて緊張したり、頸(あご)の骨の関節に常にストレスがかかることで肩こりが更に悪化する可能性もあるのです。



よりよい「寝る」姿勢

 寝る姿勢の基準として考えられているのが、実は立っているときの状態なのです。

@ 壁に背中を付けてよりよい姿勢を意識して立ちます。(「立ち姿勢を良くする」を参照)

A 肩甲骨の上半分から頭にいたる部分は壁から離れます。そして、後頭部の頂点から壁までの隙間(距離)と、首から壁までの隙間(距離)の2ヵ所を測ります。

B 枕の中身の性状にもよりますが、このAで出来た隙間に合うよう、枕の中身を追加したり抜き取ったりしていきます。

C 実際に布団の上に寝ると、体の重さで布団が多少沈みこむので、枕が高く感じる場合もあります。枕の高さをBで合わせたら、実際に寝ている布団にセットして、仰向けに寝てみましょう。

D 前項で決めた枕の高さですが、寝返りを打つときに頭の回転を邪魔する場合もあるのです。寝返りを打ってみて、頭がスムーズに枕の上で「転がる」ようであれば、丁度良い高さの枕と言えます。





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