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正しい視力矯正、眼鏡の使い分け

あなたの眼鏡は適切ですか?

 小学生や中学生の頃から、近視や遠視などの視力低下があって、眼鏡やコンタクトレンズのような視力矯正具を使っていた方では、比較的自分の視力の変化に敏感かもしれません。

 それでも、自分が行動する周辺で、山などが見えないくらいに高層ビルが多かったり、日常的に遠くを見る機会が少ないとか、遠くを見る必要性がなかったりすると、少しずつ進んでいる視力の低下に気付かなかったりするかもしれません。

 若い頃は、視力の障害に悩まされることがなかったから大丈夫!と安心せずに、定期的に視力検査を受けましょう。仕事上での作業には、目を使う機会が多いと思いますが、多少の変化でも作業時の姿勢に影響を及ぼすこともあります。


正しい視力矯正

 今お使いの眼鏡やコンタクトレンズを使っての見え方は、それを購入したときと変化していませんか?

 「今も、大丈夫!買ったときと同じくらいに見えている」と思われた方、一度確認してみてください。

  • 以前よりも、コンピュータディスプレイや新聞などに顔を近づけている
  • 以前よりも、コンピュータディスプレイの表示倍率を上げている
  • もしくは、文字サイズを大きくしたり、行間を広げないと、文字が見えにくい
  • 以前よりも手作業する場所に顔を近づけている

 このようなことがある方では、実は今お使いの眼鏡やコンタクトレンズでは、視力の低下を十分に矯正しきれていないかもしれません。

 思い当たる方は眼科、もしくは眼鏡やコンタクトレンズの販売店で、一度視力検査を受けてみましょう。必要なら、レンズの交換をしてみると、今よりも楽に作業ができるようになるかもしれません。


眼鏡の使い分け

 コンタクトレンズをお使いの方では、レンズが目の表面に直接触れているので、裸眼に近い状態で視力矯正がされています。

 ところが、眼鏡の場合は、目との間に数ミリの隙間が開きます。また、眼鏡のレンズの中心付近が目の前に位置するよう、フレームにレンズを装着するときに調整がなされています。眼鏡を使って視力矯正をする場合は、この隙間やレンズの中心位置が計算されています。この隙間などは、入ってくる光の屈折を微妙に調節している目にとってはストレスになっています。

 車の運転など、より遠くを見るときに適するように調整された眼鏡では、パソコン画面など近くのものを見るときには強すぎます。見え方を微調整する筋肉が、疲れきってしまいます。

 逆に、パソコン画面や新聞など、近くが見えやすいように調整した眼鏡では、遠くが見えにくくなります。

 できれば、遠くを見るのに適した眼鏡、細かい作業など近くを見るのに適した眼鏡と、使い分けられると、目にとってのストレスを軽くすることができるかもしれません。



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