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運動して筋力をつける

エアロビクスやアクアビクス、水泳がおすすめ

 肩こりを引き起こす筋肉の他、肩甲骨周囲の筋肉を鍛えておくことで、肩こりが起こりにくくなります。この場合、「筋肉が発揮できる力の強さ」である筋力と共に、「筋肉がより長く働き続けることができる能力」である筋持久力も求められます。

 筋力が弱いと、例えば箸しか持ったことの無いような手が3kgを越える錘(おもり)を持ち上げるかのように、すぐに疲れてしまいます。それでもその錘を持ち続けていると、筋肉は徐々に硬くなり、疲れきっていずれは収縮できなくなってしまいます。

 これは極端な例だとしても、筋肉を鍛えることは、頭や肩から腕の重さを支える力が強くなるし、筋肉の中の細かな血管が運動する前よりも増えていくので、筋肉が温まりやすくなったり、疲労物質である乳酸が溜まりにくくなるので、筋肉が長く働き続けられるようになるのです。

 筋力や筋持久力をつける運動としては、エアロビクスやアクアビクス、水泳などがおススメです。これは、全身の筋肉を使うということだけではなく、筋肉を収縮させたり緩めたりを繰り返す運動が多いため、筋肉の中の血流が良くなりやすいためです。また、ダンスの要素を取り入れた運動は、音楽に合わせて動くので、疲労感を感じにくいですし、水中運動では浮力に加えて水の圧迫力と水温が皮膚を刺激することで、全身の血流を改善してくれるので、陸上で行ったら少々きついと思えるような運動でも、水中でなら楽に行うことができるためです。

お気に入りのフィットネスウェアやスイムウェアを見つけて、エクササイズを始めてみてはいかがですか?




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