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頸部や胸にある臓器に問題があって起こる肩こり

以下の症状は整形外科→内科へ

 肩こりの症状をもたらす筋肉は、頭蓋骨の下側(後頭部)と頸椎、肋骨(胸郭)、鎖骨、肩甲骨などの骨についています。そのため、これらの骨の付近や内部にある臓器に問題がある場合にも、筋肉の異常な緊張によるコリの症状が出ることがあります。

 その異常が肩こりを引き起こすような臓器には、以下のようなものが挙げられます。いずれも特徴的なのは、その臓器がある付近やその側(肝臓なら右側、心臓なら左側のように)に偏って肩こりがでる、またどんなにマッサージをしても肩こり症状が一向によくならないという点です。

 頻回にマッサージをしているのに、なかなか肩こりが良くならない、肩が軽くなることも無い、逆に症状が悪化する、などの症状があったら、まずは整形外科を受診してください。もし、骨に異常がないと診断されたら、内科を受診してみてください。

肩こり症状を伴うような臓器

  • 甲状腺(頸の前下側から肩にかけて)
  • 心臓(狭心症や心筋梗塞の症状が出たとき、主に左肩)
  • 大動脈(主に大動脈がUターンする部分―弓部といいます、左肩に症状)
  • 肺(病気になった肺がある側で)
  • 肝臓や胆嚢(主に、右肩甲骨周辺)


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