体験談:肩こりに効く魔法のボタン(2/2)
肩こりに効く魔法のボタン 20代女性/T.N.さん
症状:肩に何かがのってる、寝ても苦しい、内臓まで圧迫される感じ
施策:つぼ押し、机・椅子・PCの高さの調整、ヨガ、ストレッチ、体操、高反発枕、水泳
特に効いたもの:上記を実施し、肩こりにならない習慣を身につける
机とか椅子が合ってないのかなあ?
そうこうしているうちに、転機が訪れました。
デスクワークになってちょうど一月ほど経った頃に、見かねた上司が、
「机とか椅子が合ってないのかなあ?」と言ってきたのです。
それで、二つ目のおすすめポイントである“机・椅子・PCの高さの調整” についていろいろ教えてくれました。
・物を書いたり、キーボードを押したりするときに、肘が直角になるようにすること。
・PCのモニタの高さを目線に合わせること。
・椅子の下にフットレストを置くこと。
・これらに加えて、姿勢をよくすること。
すぐにやりましたよ。
・机は変えられないので、椅子の高さを調整(調整式でよかった◎)
↑でなければ座布団などでどうぞ。
・PCのモニタの下に3センチくらいの箱を置いて、高く調整。
・できるだけ姿勢よく!
結果、うん、体制は確かに楽。でも、肩こり自体は別に・・・
と思っていたら、日に日によくなりました! 「これが原因だったんだ〜!!!」と、思わず感激!
それから、ベストポジションを見つけるために微調整を繰り返し、足元にはフットレスト、机の上にはアームレストを買ってきて、徹底的に自分仕様のワークスペースを作り上げました(^0^)/
アームレストを選ぶときのポイントは、小さいものをいくつも用意することです。そうすれば、文字を打つとき、テンキーがメインのとき、マウス操作のとき・・・と、そのときの主体動作にあわせて移動させて使えるからおすすめです。
そして、ほんとに呪いが解かれたように改善いたしました!!
自分のカラダも過信してました
これまでの生活習慣というか心構えというか、はっきり言ってなめていました。
学生の頃は、家で勉強などしていても、肩がこってきたら、
・寝っころがって参考書を読んだり・・・
・ソファーにゆったりして暗記カードを覚えたり・・・
カラダがだるくなったなりに、自然といろんな体制をとって解消していたんですね。
でも社会人になったらそうはいかない。
決められた時間に決められた場所で働かなくてはならない。
そのうえ、自分のカラダも過信してました。
・若いから、多少の無理は利く。
・疲れてもケアしない。
・姿勢なんて気にしない。
・椅子などが合っていなくて仕事しにくくても、無理してやってしまう。
もうこういうのが許されない年齢というか、気にし始める時期が来たというか・・・、よいきっかけになりました。
“解消”よりも、“予防”
この最大のピンチを乗り切った後も、元の肩こりは続いています。
集中すると無意識にカラダに力が入るなど、わたしの性質なのでしょうか。
でも、今ではこれまでの生活習慣や心構えを反省し、肩こりを甘く見ないように気をつけています。
自宅でできる、“ヨガ”、“ストレッチ”、“体操”、等の本を買ってきてやっていますし、食生活も、和食系中心にシフトしつつあります。
それから、これはかなり重要ですが、枕を変えました!
“マニフレックス”というブランドの高反発枕です。
低反発が流行っていますが、それでは沈み込んでしまって、理想の体制を保てないのだそうです。また余談ですが、この枕を両親にプレゼントしたところ、二人とも次の日カラダが軽いといっていました。ですから、年配の方にもおすすめします!
さらに、水泳を始めました。
学生の頃はよく泳いでいたので、習っているのではなく、スポーツジムのプールで自分のペースで泳いでいます。
最近は、あの大ピンチの時のような肩こりにはならないのですが、
これらのことが効いているのではないかと思われます。
つまり、“解消”よりも、“予防”になっているのだと思います。
わたしの場合は、万年肩こりなので、みなさんに当てはまるわけではないかもしれませんが、肩がこってから何をやったとしても、根本的な解決にはならないような気がします。結局その場しのぎではありませんか!
今まさにつらいときには、それはそれでも助けてほしいものですが。
ですから、根本的解決には、
「肩こりにならない習慣を身につけるのがよいのだ!」
これがわたしの結論です。
魔法のボタン
今も、長時間PCをつかって文章を書く仕事をしています。
“仕事環境”、“睡眠時の体制”、“こりや疲れを溜めないカラダ作り”と、
生活全般にわたって、その工夫を随所にちりばめています。
映画館や長時間乗り物で移動するときなどは、必ずストールを持っていきます。
体制がつらくて肩がこることがあるからです。
そういう時はストールを丸めてクッション代わりにし、ポジション調整をします。
たとえば、こんな小さなことです。
それでも、仕事をしているそばからつらいときはあります。
そんなときには、「これ押したら治るよ!」という魔法のボタンがあればよいなあって思いませんか?
ありますよ!それが例の“腕のつぼ”です。
おわり