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体験談:おばあちゃんの知恵袋「みかんの皮湯?」(1/2)

おばあちゃんの知恵袋「みかんの皮湯?」 30代男性/S.W.さん
症状:軽い肩こり
施策:みかんの皮湯
特に効いたもの:みかんの皮湯

要約:
「おフロに、乾燥させた、みかんの皮をいれるといいのよ」とおばあちゃんが言っていたのを思い出しました。インターネットで検索してみると、みかんの皮にふくまれるリモネンが、肩こりと冷え性を解消してくれるそうです。


三十歳。合コンに行けばおじさん扱い

三十歳。

社会人になってから十年弱の歳月が経過して、会社ではセンパイからまだまだ若手扱いされながら、後輩からは「センパイ!ごちそうさまです!」などと言われる世代になりました。

合コン的な楽しげな飲み会に行けば、二十代前半の子には、おじさん扱いされて凹んでいるような、「男は三十歳から、モテる!」なんて雑誌には書いてあるのになんだかな〜と、アトウカイ風に、友人とグチっていたりもしながら。 同世代の友人と話していると、

「最近、肩こるんだよな〜、おまえはどう?」
「肩こりって、おっさんか!?」「三十歳って、おっさんの入り口だからな〜」

などと苦笑いしながら、

「たしかに二十代の頃より肩こるようになったような気はするな〜。」
「最近、運動不足気味だし、メタボリックは四十歳からなんだっけ?」
「あと十年の命か〜」

などと話していました。


雑誌の肩こりチェックを実施してみると

ある日、コンビニで男性誌を立ち読みしていると、「肩こりを引き起こしてしまう原因」のような記事を発見しました。
気にしているものは目に止まりやすいなどと言いますが、たしかにそうなのかもしれず、雑誌を買って、帰り道の電車に揺られながら読んでいました。 チェック項目をいくつかチェックしてみると、

「仕事はデスクワークが中心である」→○
長時間、同じ姿勢でいるのは、よくないのか〜。
たしかに、パソコン使う仕事って、手以外はあんまり動かないしね。

「最近、運動不足である」→○
運動不足だと、肩や首や背中の筋力が落ちるので、ボーリングの
ボールほどの重さがある頭を支えるのに負担がかかるのか、なるほど。
ボーリングのボールほど、脳みそが入ってるんならいいけどね。

「タバコを吸う」→○
「食事は肉食が中心だ」→○
タバコを吸ったり、油っこいものを食べると血流が悪くなるので、
筋肉に栄養や酸素が行きにくくなって、肩こりになりやすいのか。

「ストレスが多い」→○
ストレスを受けると、血管が収縮して血流が悪くなる。
サラリーマンはストレス社会だからな〜。不況で給料上がらないし…。

10コくらいあるチェック項目をざっと見ながら、半分以上チェックがつきそうな勢いで、そりゃ肩もこるわな〜となんとなく反省していました。
なんて思いながらも、さわやかにジョギングや水泳なんてできないし、仕事で疲れた後にスポーツジムに行くなんて、ムリだろ〜。土日はゆったりしてたいし。
ITの時代に、いまさら手書きで仕事なんてできないし、肉もタバコもやめられないし。我ながら「大人になると、いいわけばかり出てくるよな〜」なんてサラリーマンの典型みたいだけど(笑) でも、肩こりはイヤだしな〜 などと思っている時に、ひとつ思い出したことがありました。



おばあちゃんが教えてくれた「みかんの皮湯」

それはまだ自分が汚れも知らないガラスの十代で?、いなかの長野にいた頃のことでした。

まだまだ自分は肩こりとは無縁ないなかの少年で。おかんの肩を叩いて、ちょっぴりおこづかいをもらって、コンビニでうまい棒を買って、食べているような平和なこどもで。

「最近、肩こるのよね〜」と言う母に対して、
「おフロに、乾燥させた、みかんの皮をいれるといいのよ」

とおばあちゃんが言っていたのを思い出しました。
こどもゴコロには、なんでおフロにみかんの皮なんか入れるんだろう?
ゆず湯とかなら聞いたことあるけど?いなかだからなんかな?
まぁいいニオイしそうだからいいか〜と思いながら。
冬場になると、みかんの皮の入ったおフロに入っていました。
寒くなると、肩こるもんなのかな?大人って大変だよな〜
などとも考えながら。

たしか、おじいちゃんがとってきた柿を干し柿にする時に、いっしょにみかんの皮を干していたような気がします。

東京に来ても長野人としては、冬場は「こたつでみかん」が定番なので、お金もかからないし、疲れないし、家でできるし、ECOだし、「みかんの皮湯」?はいいかもな〜などと思いながら。
そういえば、カラダを冷やすのも肩こりには悪いなんて雑誌に書いてあったしな。と思いだしてもみながら。


みかんの皮にふくまれるリモネンが肩こりと冷え性を解消

でも、ちょっと、とぼけた感じのおばあちゃんの知恵だったから、本当なのかな?
とちょっと不安になりながら、インターネットで検索してみると

「みかんの皮にふくまれるリモネンが、肩こりと冷え性を解消してくれる」

みたいな話が書かれていました。
「リモネンって、なんだろう?」
なんて思いながら、でも、ちょっと効きそうな名前だなと読みすすめてみると、わりと昔から行われている民間の肩こり解消法で、みかんの皮にふくまれる油分であるリモネンに、毛細血管を広げる効果があり、血行がよくなるとのこと。
あったかいおフロに入ること自体、カラダがあたたまって血行がよくなるので、「みかんの皮」にふくまれるリモネンとの相乗効果でさらに肩こりにいい!という話でした。
しかも「みかんの皮湯」には、精神的なつかれを癒やしてくれるリラクゼーション効果もあるとのこと。

さすが!おばあちゃん!最初はうたがっていたのは、ゆるしてください(笑)
これが、世に聞くおばあちゃんの知恵袋ってヤツなんですね。
年上の人のお話はちゃんと聞いておくものだよな。
と空を見上げながら、今は星になったおばあちゃんのことを思い出していました。

「みかんの皮」を一週間くらい、室内で乾燥させるのは、ちょっとめんどうなんですけど、「みかんの皮湯」に入るようになったら、「肌きれいになったよね?」と彼女から、ほめられているような、若干、嫉妬のようなまなざしを受けるのも、ちょっと楽しかったりします。

肩こりにも、冷え性にも効いて、美容効果もある「みかんの皮湯」は、おばあちゃんにもらった、大切な肩こり解消法です。





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