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肩こり解消の秘訣は「体質改善」(2/2)

肩こり解消の秘訣は「体質改善」 30代男性/河傳さん
症状:肩こり
施策:クエン酸
特に効いたもの:クエン酸




肩こり解消・クエン酸選びと飲み方

肩こり解消に役立つクエン酸ですが、どのような商品を選び、どのような方法で飲用すれば良いのでしょうか?


  • クエン酸の選び方

クエン酸の選び方ですが、通常のドラッグストアで販売されている商品でOKです。
販売メーカーについては、余りこだわりはありませんが、商品選びに迷うようならば「日本薬局方」の粉末クエン酸が有名で、信頼性も高くてオススメです。

価格的には、高くても500gで1000円台なので、経済的負担はほとんどありません。
ちなみに、スーパーで売っているクエン酸で、「茶渋・排水口用」などと書かれている商品は、ドラッグストアのクエン酸よりも安価ですが、製造衛生上の問題から飲用には向いていないとされています(詳細はパッケージに記載されています)。

薄めて飲むのが面倒な方は、サプリメントも良いでしょう。


  • クエン酸の飲み方

クエン酸を飲むときは、飲むたびに粉末を水で溶かすのは手間がかかるので、2リットルのペットボトルの空き容器を使い、「クエン酸水溶液」を作ってください。
水2リットルに溶かすクエン酸の量は、10gくらいです。

完成したクエン酸水溶液は、水やスポーツドリンク代わりに毎日飲んでください。
そして、抵抗なく飲めるようならば、もっとクエン酸のグラム数を増やしても良いです。

ただ、グラム数を増やして濃度が上がると、肩こりには良いのですが、胃にダメージを与える場合があります。

例えば、ちょっと気持ち悪い話ですが、粘膜系の生物である「ナメクジ」にクエン酸をふりかけると、急激に溶けて小さくなります(その効果は、たぶん塩以上)。
これは、同じ粘膜系の「胃粘膜」に対しても、高濃度のクエン酸はダメージとなるということを意味しています。

以上から考えると、肩こり解消のためにクエン酸を飲む場合、たとえ同じグラム数だとしても、1リットルよりは2リットルの水で溶かして飲むほうが良いのです。

クエン酸を飲み始めたときは、「肩こりが解消したような気がする」でしょうが、すぐに良くなるケースは少ないので、とにかく継続して飲用してください。
すると、忘れた頃に思い出して、「そういえば、肩こりが軽減した」と実感できる人は意外と多いはずなんです。

確かに、「100%誰にでも良い」とは言えませんが、身体の内側から肩こり改善を目指し、お金もかからず手軽に継続できる、という現実を考えると私のなかではベストな方法だと確信しています。



最後に、クエン酸飲用の注意点について

1.クエン酸は非常に酸っぱいので、胃腸が弱い人は濃度を薄くして飲みましょう。
極端な話、「50℃のお湯200cc」よりも「100℃の熱湯100cc」を飲んだほうが、確実に喉にも胃にも悪いでしょう。
これと同じ理屈で、同じクエン酸10gを飲む場合でも、たくさんの水で溶かして飲んだほうが胃腸へのダメージが少ないのです。

2.クエン酸を飲んでいて、胃がキリキリ痛くなったり、口内炎ができたりした場合は、「1日に飲用するクエン酸のグラム数が多い」「クエン酸の濃度が濃すぎる」などが原因かと思われます。
もう一度、飲み方を見直してみてください。

3.空腹時の飲用には注意しましょう。
かなり薄めて飲むならば影響は少ないですが、どちらにしても空腹時よりは食事時に飲んだほうが、理にかなった飲み方であることは確かです。

4.飲んでみて問題なく飲めるようならば、最低3ヶ月くらいは継続しましょう。
多くの日本人は、「物事に熱しやすく冷めやすい」という性質があります。
例えば、テレビで取り上げられた健康食品には、我先にと飛びつきますが、そのぶん飽きるのも早いため、多くの人達が体感する前に飲むのを止めてしまうのです。
薬を用いての肩こり治療ではないので、継続的に飲むことが大切なのです


おわり





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